夫と離婚。子どもの親権も奪われ死にたいと思った体験談

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寄稿者:せつな(30代・主婦・♀)

はじめまして、せつなと言います。死にたいと思ったのは20代前半の頃のことです。

その頃、結婚した相手との間に子どもを授かり育てていました。約1年が経ち、夫に借金が発覚。夫婦仲はどんどん悪化し、離婚の話が持ち上がりました。

妻側の私が親権をもつのが一般的なはずが、離婚によって子どもと引き裂かれてしまったときのお話です。あの頃、死にたくなるほど心を病みました。

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夫と離婚に至った原因

今まで生きてきた中でこれほど、身が引き裂かれそうなくらい辛かったことはなかったかもしれません。

19歳で結婚、妊娠、そして出産を経験しました。慌ただしく日々が過ぎて行く中で結婚相手には借金があることが分かりました。嘘をつかれていたことに傷ついたものの、まだ小さい我が子のためにも、やり直す意味でも頑張っていました。

しかし相手との仲は良くなるどころか日増しに喧嘩がエスカレート。投げ飛ばされることもありました。

そんな日々に嫌気がさし、離婚したいという話をしたら、相手は子どもを連れ帰っていいといってきました。つまり親権も私にくれると。

離婚するという話を相手の両親や義理姉に伝えなければならないことになり、私にはものすごく不利な状態での話し合いが始まりました。

すると相手は味方がいるのをいいことに子どもを渡さないと言い始めました。

手のひらを返したように態度も約束もかえ、私自身どうすればいいか悩みました。

子どもは渡さない、帰るのであれば私一人で実家に帰れと言われ、連れて帰りたいと申し出ても相手の義理姉の夫まで出てきてカオス状態。話はまったくまとまらない。

その時、既に私の両親と約束した帰宅時間は過ぎていて心配の連絡が入りました。

結局、私の両親がとりあえず私だけでも帰ってきてほしいといわれ、泣く泣く子どもを置いていかなければなりませんでした。

相手に裏切られたという気持ちと、子どもを置いていかなければならない後ろめたさが重くのしかかりました。

私は泣きながら車を走らせ約3時間ほどの道のりを高速で帰りました。

子どもの乗っていないチィルドシート。当たり前にいるはずの我が子がいない状況に胸が痛みました。

実家に両親に会った時、私は声をあげて号泣。無理矢理にでも連れて帰ればよかった。どうしてそうできなかったんだろうと自分を責めました。

離婚調停で親権を争うことに

数日が経ち子どもの親権やこちらで育てるために調停を申し立てました。もう、裏切られた相手とやり直す気持ちなど少しもありませんでした。

ただ、もう一度、息子との暮らしを取り戻したい。それだけでした。

月に一回の調停で話が進むはずもなく、数ヶ月の時が流れました。

私の両親が言ったことがきっかけで、ある迷いが私に生じました。

「息子はもしかしたら、私のいない生活に慣れ楽しく過ごしているかもしれないのでは?」

是が非でも息子と暮らしたい。それが息子のためだと思っていましたが、そう言われて考えがぐらつきました。親の都合で子どもをこれ以上振り回していいのかと。

何度も何度も両親とも話しました。そして出した答えは「諦める」ことでした。

他の人からしたら私は酷い母親かもしれません。でも、ようやく慣れた環境をまた壊すという選択ができませんでした。

私があの時、連れて帰れなかった。それがもう母親失格だったのかもしれません。後から何度も何度も後悔しました。

最後の調停で「諦める」と伝えた時のこと今でも忘れません。

死にたいと考え自暴自棄に。

その後、2~3年の私は人生のどん底でした。息子を裏切った自分を責め続けました。

死にたいほど悔やんで、挙句の果てにリストカット。もうこの世から消えてしまいたいと思っていました。

このことから本当に大切なものは、絶対に手放してはいけない。繋いだ手は離してはいけない。

その時にどんな理由をつけて納得したふりをしても後から後悔するのです。

だから、どうか今もしも離婚しようとしていて子どもの親権で争っていこうとしているなら、子どもの手を離さないであなたが連れ帰って下さい。

相手に預けてはいけません。

現在は別の男性と再婚

その後、いい男性と巡り合うことができ、今は、新しい家庭を築いています。

今の夫との間に、2人の子どもを授かることもできました。毎日、慌ただしく時間が過ぎていっています。

あの日以来、前の夫との間の息子には会えていません…。今でももちろん自分の子どもであることは変わらないし、忘れることもありません。

そのことは胸に深く刻み、今ある家庭の幸せを考え生きています。

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